2023年7月26日水曜日

マックス・ヴェーバー

 マックス・ヴェーバー

 

 1864年生まれのドイツの社会学者、政治学者等

 

とても裕福な家庭に生まれ、知的に早熟であったとされる。

 12歳でマキャベリの「君主論」を読んだ。

 

 「職業としての学問」「職業としての政治」を書いた人。

 

著作で様々な社会学における概念を創出した。

 

であるべきというところを考えると。

官僚制という閉鎖された集団運営について、

内閣という政治的リーダーの集まりが支配権を発揮して

影響を与えるということの合理性がどうなのだろう。

官僚という集団は放っておけば、価値基準や職能を内製化

してしまうという欠点がある。

問題は、その内製化された価値基準が国民の最大多数の幸福に

準じているのかという点だ。


官僚に選挙はない。個人に対する上司の評価と職能意識がすべてだ。

 

内閣にも選挙がないじゃないかという指摘もあるが、

委任の連鎖という概念があって、 政治家に投票するという

意思決定が内閣をも選んでいるということである。


投票しない人は、投票する多数の人に権利を委任しているのである。

あるいは投票する人もメディアやインフルエンサーから委任されて

多数派という概念に飲まれているのかもしれない。

 

ある一定の思想を持つ集団によって構成されたのが多数派だ。

それが宗教的合理性であるのか、民主主義的合理性であるのかは問わない。

 

4:4:2で2しかない集団が全体をグリップ(把握)するということもあるが、

日本は大多数が日和見主義者で、多数派につくという習性をもつので、

実際は2:2:6程度の比率じゃなかろうか。


これが、先ほどの多数派への委任という概念と合わせて考えると

選挙に行って投票する人が全体の4割で6割が委任しているということだ。

 

100万人から信託を受けて政治家になれるほどのインフルエンサーに

なりてえな…このブログを続けていればなれるのだろうか?

 

 発信するのは良いが、もっと精度が上がって有用であるべきである。

カリスマによってリーダーシップで世の中を変革する人、どこかにいないかな。


1 件のコメント:

  1. 『職業としての政治』は読んだことがある! 先輩は読んだのかなー!

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