1837年生まれ。
自由民権運動おじさん。
五箇条の御誓文の第一条「広く会議を興し万機公論に決すべし」を重要視し、
日本国内で国会の開設を求めたひと。
「板垣死すとも自由は死せず」は名言。
聞く力ってこういう人にこそあるとされるべきものだな。
議論大好き、口論からの喧嘩も強かった。土佐藩士だもんな。
戦争も上手。
日本には大統領はいないけれど、天皇があるので民意の獲得はとてもスムーズだったっぽい。
権威が一点に集中しているおかげで御名御璽という上意下達が成り立つ。
民を思う君主が立法や軍事をもつのなら、専制のように見えても民主的だと思う。
人事権もある。
日本は直接投票による民意の獲得よりももっと効率の良い方法で
民主主義を実現していたと思う。
現代で天皇陛下が国家元首になるというのにはひと悶着ありそうだけれど。
日本で大統領制ができないのは天皇がいるからだという言い方もできるけど。
憲法の改正は国民投票でできる法律が成立したのだから、
立憲主義的には直接投票による民意の獲得が強化されてるんじゃないかな。
政治家が改憲について拒否しているという事実をあらわにするためには、
もっと民間の活動として憲法論議と改正案の提示を積極的にする必要があるのだけれど。
護憲派は文章がそのままなら解釈改憲されててもめくらだしなあ…
国民投票を経ずに解釈改憲で憲法を改正した回数とか誰か研究してないのかな。
憲法解釈の理屈は内閣法制局~ またねるねるー
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